英語学習おすすめ書籍『日本人の英語はなぜ間違うのか?』

書籍

子ども英語講師歴10年のブログ管理人です

今回は、英語学習者としておすすめの書籍を紹介します

日本人の英語はなぜ間違うのか?』 マーク・ピーターセンさん著 

この本をおススメしたい人
  • 英語の理解を深めたい人
  • ネイティブの感覚で英語を使えるようになりたい人
  • もう一度、英語学習をやりなおしたい人
ポイント
  • 日本語と英語の双方に精通した著者が、大学生の英作文をもとに、日本人が書いてしまいがちな不自然な表現を添削
  • ネイティブスピーカーが違和感を覚える、日本人の英語とは
  • 文法的には間違ってはいないけれども、ネイティブなら使わない表現とは

「教科書が間違っていたなんて!」

「そんなこと、聞いてない!!」

「知らなかった~!」


と、驚きの連続

私がこの本から気付いたこと

・冠詞 the には「すべての」という意味もある

・過去の実際の結果にはcould ではなく、was able to 

・接続詞、副詞としてのso の正しい使い方

では、具体的に一つずつ備忘録的にまとめます

「すべて」を表す the

the をつけると、「すべて」と言う意味になる感覚が日本人は低い

the countries of Asia  アジアのすべての国々
countries of Asia (いくつかの)アジアの国々

the members of my company 自分の会社の社員全員
members of my company  自分の会社の(何人かの)会社員


学校で習うのは、「一度話題に上ったり共通認識があるものにはtheをつける」ということ

でも、「すべて」という意識は確かに、うすかったかも!

そこで辞書を引いてみると、the の項目の11番目にありました!

11[複数の普通名詞・集合名詞の前で]すべての《♦all を伴っても同意》

用例:These are the pictures she painted.
これは彼女が描いた絵の全部である《♦the がなければ「一部」の意味で some ・・・と同意》


ジーニアス英和大辞典 より

なるほど~!



冠詞の感覚は日本人には馴染みが薄いので、とにかくthe の使われる場面をたくさん経験して感覚を積み重ねていくしかないのではないでしょうか

could に対するネイティブの感覚

could は can の過去にあらず

英語ではcould という語を仮定法過去形として使うために”取っておく”という習慣が強い

第5章 仮定法の基本を理解する
例文

She could win the game.  を訳すと

✖ 彼女はその試合に勝てた 
〇 彼女はその試合に勝つ可能性があった

例文

「彼女はその試合に勝てた」の英訳は

✖ She could win the game.
〇 She was able to win the game. 

「~する能力がある」意味の able が使われていますね


ネイティブスピーカーがcould に対して「取っておく」という感覚を持っていたとは初耳!

ちなみに、couldn’t についてはこの感覚は ないそうで、「~できなかった」という過去の意味で使えるそうです

so ではなく and , very

先ず、so の接続詞としての使い方で間違ったケースが多いそうです

日本人は二つの文の”論理的関係”を表すために、2番目の文の冒頭に So を多用している

しかし、ネイティブスピーカーにとっては、so は因果関係があり、当然の結果を導く接続詞

日本語の軟らかい「それで」というつなぎ言葉には and を使うとよい

第6章 人気者 “so” の用法に関する誤解 より

なるほど、確かに、日本語の「それで」「そして」は単に話をつなげる言葉

and で十分!

こんな基本的な単語でも、ネイティブと日本人では感覚は違いますね

次に、副詞 so の very の意味での間違った使い方が指摘されています

副詞の” so “は、” so ~ that …”=「~する[である]ほど・・・する[である]」という使い方が基本で、「that 節」が省略される場合もあります。

たとえば、She is so beautiful ! は、省略されている「that 節」の具体的な内容は、読み手[聞き手]の常識的判断に任せられます。

第6章 人気者 “so” の用法に関する誤解 より

これも、今まで知らなかったネイティブの感覚

でも、先ずは so = very ではない、と理解できました

まとめ

私がこの本から気付いたこと

・冠詞 the には「すべての」という意味もある

・過去の実際の結果にはcould ではなく、was able to 

・接続詞、副詞としてのso の正しい使い方

その他本書からわかること

be going to と will の違い

must と have to の使い分けは表現の硬さの度合い次第

it と that の微妙な使い分け

過去完了、仮定法も中学で教えるべき理由



「分かってはいるけれど、もう少し深く理解したい

「ネイティブスピーカーの感覚を知りたい!」

そんな気持ちにきっと答えが見つかり、スッキリ!する一冊です

最後までお読みいただきありがとうございました。




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