【私の英語レッスンポリシー】「やる気のない生徒」への声のかけ方

レッスンTips

英語講師の皆様、レッスンお疲れ様です!

子ども英語講師歴10年のブログ管理人です

  • レッスンに来るのを嫌がる
  • なかなか家で練習して来ない
  • 宿題をしてこない

という「やる気がない生徒」への対応で困っていませんか?

実は、一口に「やる気がない」と言っても、生徒の心理や状況はいろいろです

この記事では、私のレッスンポリシーに基づいた生徒への声のかけ方を紹介します

生徒の現状だけを見てしまっている先生がいらっしゃったら、生徒の内面を考えるきっかけになるかもしれません

私のレッスンポリシー

英語だけじゃなくて、子どもの心も育てたい!

これが私のポリシーです

つまり、子どもに英語を教えるだけでなく、英語レッスンを通して生徒の成長に関わりたいと思っています

具体的には、

  • 幼児のうちは、楽しい経験を積んで英語を楽んでほしい
  • 小学校低学年の生徒には、達成感を持って、英語学習を進めてほしい
  • 高学年の生徒には、自分で目標設定して自ら取り組めるようになって自信をつけてほしい

と思っています

そこで次に、どんな言葉かけをするか、を紹介します

幼児の場合、励ましながら、楽しませてあげる工夫を

この年代では、やる気がない、というよりも、単に

  • いつもと違う環境に緊張している
  • 講師にまだ親しんでいない
  • 人前で声を出すのが苦手
  • 恥ずかしがり

の場合がほとんどです

幼児には、初めての英語の世界で楽しい経験を積み、英語に対してポジティブな印象を持ってもらうことが第一の目標!

そこで、

  • 英語の響き、リズムを楽しむことを優先する
  • 無理強いしない
  • 発言する場合、最後の順番にする
  • 身体を動かす活動を増やす

これなら、シャイな子でも元気に参加します

そこで、すかさず褒めて、保護者にもできたことを伝えます

生徒への声掛け

~~~が上手に言えたね!
みんなで楽しかったね
またやろうね!

保護者への声掛け

今日は~~~が上手にできました
~~~がすごく楽しそうでした

生徒と保護者、両方のモチベーションを保ちながら、レッスンが継続できれば、徐々にのびのびと英語を楽しむようになるでしょう

そもそも、なかなか声の出ないシャイな子でも、
英語のリズムに乗ること、
英語の響きを聞くこと、
その子なりに英語を楽しんでいます!

ただ、感じていることを表に出すのが苦手なんです

モチベーションが下がった小学校低学には、達成感と自己肯定感を

小学生になると、歌や踊りよりも、テキストを使った机上のレッスンが中心になります

遊び要素も少しずつ減り、文法的にも複雑になってきます

1人ずつの英語力の差、四技能の得手不得手も出てくるころです

この時期になると「やる気がない」の裏には、

  • 小さい頃から習慣で通ってるだけで、英語への興味が薄れた
  • 英語を習う意味が分からない
  • 家で練習したり宿題をするのが面倒くさい
  • 本当はスポーツの方が好き
  • レッスンについていけなくなって、嫌になってきた

と、モチベーションが下がっている可能性があります

見えてきますこの年代にできる声掛けは二通りあります

英語に対する興味付け

英語を習うメリットを伝えます

例えば、

生徒への声掛け
  • 英語で歌えるとカッコいいよ
  • 海外の面白いユーチューブが見られるよ
  • 外国の友だちとオンラインゲームができるよ
  • 将来、どこへでも行けるよ

と、その子の興味に合わせて話します

体験談

幼児からレッスンを担当していた男の子が現在中学1年生
彼は英語で海外の人とオンラインゲームをしているそうです

ゲーム好きな生徒には、絶好のモデルとして時々、彼の話をしています

小さな達成感「やったー!」「できたー!」を

日々のレッスンで、

できたー!

を積み重ねて達成感を持たせてあげると、英語学習に前向きになるでしょう

自分が前進している感覚なしには、物事を続けるモチベーションがわかないものです

何か上手に出来た時には、思いっきりほめてあげましょう

生徒への声掛け
  • がんばったねー!
  • 全部できたね!
  • 難しいのに、できちゃったね!
  • 〇〇ちゃん、すごい!



そのうちに、

もっと挑戦したい!

という気持ちが出てくればもう安心

生徒への声掛け
  • さすが~!
  • 前はできなかったけど、上手になったねー!
  • 今度もきっとできるよ!
  • ○○くんならできるよ!

と言ってあげれば、「ぼく、英語得意かも?!」と、自己肯定感も高まります

私は、生徒が頑張って何かができたときには、ご褒美シールをあげています
こんなことでも、生徒は集中力を発揮して頑張ります

大人でも、頑張ったら甘いものを食べたり、好きなものを買ったり・・・
ありますよね?

小学校高学年以上には自律心と自信を持たせたい

この年代の「やる気がない」生徒は、大きく分けると3タイプ

自己肯定感が低い生徒には、できることを褒めよう

この年代は、生徒の特性(苦手と得意)がはっきりしてきます

そして、真面目な生徒や保護者ほど、

自分だけ~~~ができない・・・・

うちの子だけ~~~ができない・・・・

と、苦手にこだわっていることがあります

そんなときは、できていることを褒めて自信をつけてあげましょう

生徒、保護者への声掛け
  • 〇〇ちゃんはノートの字がすごくきれい
  • 今日は~~~がすごく上手だった

「うちの子は~~~が苦手なもので・・・」
と、子どもの前で保護者に言われることがあります

でも、それを聞いた子どもは、「自分はできないんだ・・・」と思い込んでしまいます
保護者にも理解して欲しいところです



生徒の苦手な事に対しては、心配しすぎないように伝えます

生徒、保護者への声掛け
  • ~~~は難しいけど、練習していけばできるようになるから大丈夫
  • ~~~はすごく難しいところだから、初めはできなくても当然

そして、頑張れるようになってきたら、

  • 家庭学習の目標を「何を何回練習する」と、自分で数値で決める
  • 大人がいなくても、1人で家庭学習ができる
  • 自発的に検定テストに挑戦し、上をめざす

と、自分の学習に対して、自分で決目られるようになれば、最高です

この域に達した生徒は、この先、新たな目標を設定したり、自分の意思で物事を決定して未来を切り開いていけるはずです

ただの怠慢な生徒には、冷静に話してみよう

褒める、興味を引き出す、など働きかけても、

・・・・・

  • 相変わらず宿題をやってこない
  • 居眠りする

など、やる気が見られないときは、冷静に話をします

宿題を出す時には、生徒にとってできそうかどうか、Can you do it? と、尋ねることにしています

生徒への声掛け
  • 学校の英語も得意になったら嬉しくなるよ
  • 頑張って得をするのは自分だよ
  • 宿題は先生とあなたとの「約束」だからね
  • 高いお月謝を払ってもらって勉強できるのは幸せなことだよ
保護者への声掛け
  • 宿題をやってこないとレッスンに参加できないので、やるように声をかけてください
    (注意)宿題をやらないことが100%保護者の責任とは言いません
  • 5年生からは小学校で教科として成績がつくので、今のうちに頑張っていきましょう

(注意)とことん英語嫌いにならないように、加減が必要!

小学校高学年はとても大事な時期

いい加減なまま生徒を預かっていると、中学の英語で困る結果になります

そのときになって

レッスンに通わせていたのに!
講師の責任だ!

なんてことになっては大変!

この年代の生徒の保護者とは、英語嫌いにしない範囲でどうサポートしていくか、しっかり話し合うべきです

お月謝を頂きながら、いい加減なまま放置することはできません

過去に、受け持っていた男の子
反抗期も重なり、英語嫌いになりかけていました

そこで、お母様と連絡をとりあい、生徒のペースを尊重しながら見守ったところ、大変満足してスクールを卒業していかれました

本当に英語が嫌いになってしまっている生徒

もう、英語なんて大嫌い!

と、拒否反応がある生徒には、レッスンの無理強いは避け、一度レッスンをお休みするのもありだと思います

それ以上に英語嫌いをこじらせないために、自分から英語を学ぶ目的を見つけるまでは、その子のペースに任せた方が良いと考えています

例えば、

  • 外国の友達とゲームで対戦したい
  • スポーツで留学したい
  • 海外のアーティストの事を知りたい
  • バンドで洋楽を歌いたい
  • 受験のためにどうしても英語を勉強しなきゃ

こんな目的ができれば、自発的に勉強するときがくるかもしれません

でも、そもそも、そこまで英語嫌いにするのは、絶対に避けたい事です

私の講師像 宮沢賢治「雨ニモマケズ」の生き方

ふとした思いつきで、自分の理想の講師像を「雨ニモマケズ」の詩に当てはめてみました

雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダト声ヲモチ
目立ツコトハナク
決シテイカラズ
イツモニコニコレッスンシテイル

一日ニDUO3.0ノ復習ト
洋書ト少シノTED動画ヲミ
アラユル英語関連ノ話題ニ
ジブンノアンテナヲハリ
ヨクミキキシワカリ
ソシテワスレズ

田舎ノ町ノカタスミノ
小サナ英会話スクールノ部屋ニイテ

東ニ宿題ヲシナイコドモアレバ
行ッテ一緒ニミテヤリ
西ニ家庭学習ニツカレタ母アレバ
行ッテオ子サンハ頑張ッテイルカラ大丈夫トイイ
南ニ英語嫌イニナリソウナ子アレバ
行ッテ無理ニヤラナクテモイイトイイ
北ニローマ字読ミヤ カタカナガアレバ
ツマラナイカラ モットCDヲ聞ケトイイ

上手ニデキタトキハ涙ヲナガシ
発表会ノ前ハオロオロ歩キ
誉メラレルト喜ビ
批判サレルト悩ミ
ソウイウ先生デ
ワタシハイタイ

「やる気のない生徒」への対応と声のかけ方のまとめ

最後にもう一度、やる気がない(ように見える)生徒への対応をまとめます

  • 幼児には、とにかくレッスンを楽しんでもらう
  • 小学校低学には、達成感を持たせてモチベーションを維持させる
  • 大きい子には自律心、自信を持たせる、冷静に話す、見守る

一人ずつ、状況はいろいろ・・・

大人の思った通りにはならないかもしれません

でも、もし、まだ試していないことがあれば、やってみてください

たったの一言でも、子どもの心に響くことがあります

どうか、たくさんの子どもたちが英語を楽しめます様に

最後までお読みいただきありがとうございました

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