英語講師の皆様、レッスンお疲れ様です!
子ども英語講師歴10年のブログ管理人です
生徒のお誕生日ってどうしてますか?
子どもにとって誕生日って、大人が考える以上に特別な日!
私のクラスでは、月始めのレッスンで、その月にお誕生日を迎える生徒にハッピーバースデーの歌をみんなで歌っています
この曲は3拍子なんですが、リズムが取れていない人が多そうなので、深堀してみます
実は私、ピアノの指導グレードも持っていて、音楽にはちょっと敏感なんです
日本人はたいてい、Happy birthday のハッのところでリズムに乗ってる!
Happy birthday to you
こんな感じで手拍子などでリズムをとりながら歌ってませんか?
ためしに、うちの祖母に歌ってもらったら、やはりこの通りでした
そして、恐る恐る、「この曲何拍子?」と聞くと、

あれ?
5回手を叩くで5拍子かね?
との返事にびっくり
5拍でひとかたまり、という変わった認識で歌っていたのでした!
3拍子を感じて! birthday の一音節目が拍の頭
happy の部分は、アウフタクトと言って一拍目の前のカウントです
なので、
Happy birthday to you * Happy ・・・
こんな具合にbirthday と you が拍の頭になりますよ~!
心臓の鼓動が3拍子に近いため、3拍子の曲にはリラックス効果があるとか!
きっかけは『トムとジェリー』
そもそも、日本人の歌うハッピーバースデーの歌は何か違うぞ!と気づいたきっかけは、子どものころ見た『トムとジェリー』のアニメです
このストーリーの中でアヒルの子どもが7分過ぎあたりで ♪good morning to you を歌っています
この曲は♪Happy Birthday と同じメロディーなのですが、アニメの中では、8分の6拍子のように、大きく二拍子でバイオリンの伴奏が入っています
私はこのメロディーがずっと記憶に残り、子どもの頃から、日本人が歌うとなんだか違うぞ~と思っていたんです
結局、英語は裏拍 日本とはリズムの取り方が違う
日本人は古くから農耕民族ですから、畑を耕すリズムが染みつき、拍は前に来ます
一方、欧米人は騎馬民族
馬の背に乗って揺られるときのリズムで、裏で拍を感じます
この裏拍の感覚が、ハッピーバースデーの歌の出だしにも出ています
こんなところにも英語らしさを感じながら歌いたいと思っています
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