英語の先生方、レッスンお疲れ様です!
子ども英語講師歴10年のブログ管理人です
幼児や低学年のレッスンで、
- 生徒がレッスンと関係のないお喋りをする
- レッスン中、ぼーっとしている
- 友達とふざけて集中しない
- 教室から脱走してしまう!!!
と、悩むことはありませんか?
実は、低年齢クラスのレッスンでは、英語を教えるよりも、生徒を惹きつけることの方が大変なんです
でも、コツをつかめば、生徒は集中して講師の話をよく聞けるようになります
この記事では、私の10年の経験をもとに、
をお伝えします
読んで頂けば、まとまった活発なクラスにするためのヒントが見つかります
そもそも、小さな子は集中力が続かない!
レッスンのコツの前に、先ずは、子どもの特性を知っておきましょう!
そもそも、小さな子(幼児~小学校低学年)はなかなか集中できないものです
とにかく、すぐに気が散ってしまいます
その日の気分や体調にも影響を受けます
もちろん、「月謝払ってるから・・・」という意識も皆無です
なので、叱ってもムダ
低年齢の子どもの特性を理解して、

集中できなくても、仕方ないか~・・
と気長に構えましょう!
そして、クラスの個性に合わせて、手を変え品を変え、試行錯誤あるのみです
では、どんな手があるのか、私の体験から紹介します
生徒を惹きつけるレッスン 7つのヒント
短時間の活動をテンポ良く切り替える
子どもが一つの事に集中するのは短時間です
そこで、子どもを飽きさせないために、5~10分ずつ活動を切り替えます
そのためには、準備が肝心!
必要な教材はすぐに使えるように手元に出し、CDやDVDもすぐに再生できるようにセットしておきます
”えっと次は~” なんて間が空くと、生徒はすぐに気が散ってしまいますよ!
「静」と「動」 活動内容に変化をつける
次に、レッスン内容にメリハリをつけることです
1回のレッスンに、静と動、異なったタイプの活動で変化をつけます
例えば、
- 文字学習
- 読み聞かせ
- 表現のリピート練習 など
- ゲーム
- 歌
- 席を立っての会話活動
こんな内容をバランスよく組み合わせれば、子どもたちは退屈しません
また、1人ずつ発表させて緊張感を持たせるのも、クラスの空気が引き締まります
途中で水分補給の時間を作る
活動の合間には一度、水分補給の時間をとるのもおすすめです
- 大きな声で英語を言う練習をしたあと
- 元気に動いた活動のあと
こんなタイミングですね
実際に、喉が乾きます
そして、次の活動の前に一瞬、雰囲気をリセットして落ち着かせる効果もありますよ
フラッシュカードや小道具を効果的に使う
教室にフラッシュカードやその他の小道具があれば積極的に使いましょう!
珍しいものは、一瞬で子供たちの目を惹きつけます
ずっとテキストだけでは、つまらないですよね~
フラッシュカードでゲームをするなら、こちらの記事で遊び方をたくさんご紹介していますので見てくださいね!
ゲームをする際に気をつけたい事も併せて見ておいてくださいね!
アイコンタクトと声掛けで生徒を安心させる
生徒の中には、先生の話を聞かず、一方的に自分の話をしてくる子がいます
こういう子は、自分を気にして欲しくて、認めて欲しいのです
なので、目を見てちょっとだけ話を聞き、相槌をうってあげると安心してくれることがあります
頭ごなしに黙らせて従わせても、信頼関係はできませんよね
講師自身も心からレッスンを楽しむ
これ、とっても大事です
先ずは先生自身がレッスンを楽しんでくださいね!
たまには、オーバーアクションでふざけたり、ちょっとボケてみたり・・・
子どもたちは楽しいことが大好きです
もっと先生と関わりたい!と注目してくれます
特に、小さな子どもには、遊びと学びの区別はありません
一見、遊びのような中に英語を取り入れて、自然に学ぶ!
これが最高のレッスンじゃないでしょうか?
講師自身が楽しめないようなレッスンを生徒が喜ぶはずがない!
私がそう思ったきっかけの読書体験はこちらの記事に書いています
時にはしっかり注意する
講師がいくらレッスンを工夫しても、生徒が集中せずに困った状況が起きていれば、きっぱりと注意することも大切です
楽しいだけではなく、レッスンの成果を出すこと、マナーを教えることも生徒のためです
- Listen to me!
- It’s English time.
- No taking!
- Put it in your bag.
- Watch me.
私はこんな風に声をかけています
- ふざけていて、他の生徒の邪魔になっているとき
- 危険があるとき
こんなときは、オールイングリッシュのレッスンでも日本語で怖い顔をして注意します
どうしても無理なケースは、スタッフに相談する
さて、どんなに魅力的なレッスンをしても、講師の手に負えない生徒もいます
その時は放置せず、早めにスタッフに相談しましょう
例えば、
♦教室から出ていってしまう子
講師はレッスンを続けなければなりませんし、そうかといって、出ていった子を放っておくのは危険です
その場でスタッフにSOSを!
♦学習の障害となる気質を持った生徒
デリケートで難しいケースに対しては、私たち講師は専門外だと割り切り、1人で背負い込まずにスタッフに相談しましょう
レッスンが上手くいかなくてもめげない!
子どもを惹きつける工夫をいくつか紹介しましたが、それでも上手くいかないことは多々あります
でも当然です!
だって、私たちは人を育てているからです!
物ではないんですから、マニュアルやプラン通りにならなくて普通
上手くいかないことがあったら、レッスンプランを変えて、次のレッスンに活かせば良いのです!
私は10年講師をしていますが、レッスンが計画通りにできて「パーフェクトだった!」と、ガッツポーズが出るようなレッスンは、多くはありません

ここはもっとこうすれば良かった・・・
レッスンの流れが悪かったな~
CDの音声をもっと確認しておかないと!
この表現は講師じゃなくて生徒から引き出すべきだったな~
などなどなどなど・・・
「さらに良いレッスンを」と思えばキリがありません
まとめ
もう一度、低年齢の生徒をレッスンに惹きつける秘訣をまとめておきます
- 短時間の活動をテンポ良く切り替える
- 立ったり座ったり、活動内容に変化をつける
- 途中で水分補給の時間を作る
- フラッシュカードや小道具を効果的に使う
- 講師自身も心からレッスンを楽しむ
- 生徒を安心させる
- しっかり注意する

そもそも、子どもは集中できないもの!
レッスンが上手くいかなかくても、その経験を次に活かせば大丈夫です!
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました
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